マリココログ

猜疑心と信頼の間で生きてます。申し訳ございませんが、あなたの為になる記事は恐らくありません。心のこと、音楽、ファッション、アート、旅、アニメ、映画、本、記録&アウトプット雑記ブログ

人間誰もがかまってちゃんじゃね?という話

6月1日に社会適合者のフリ復帰。

 

7週間くらい働かない日々を過ごして、精神的にも体力的にも社会復帰できるのか心配だったけど、まぁ思ってたより大丈夫でした。大丈夫だろうと思ってたけどね、うん。(どっちやねん)

 

でも翌日は一日寝てた。いきなり(笑)

 

アパレルの接客販売の仕事なんだけど、お客様のお買い物のスタンスがどう変わってるのかなーって自粛の間気になってて、営業再開後1日しかまだ仕事してないけどその1日の間に感じた事を書きます。

 

わたしは6月1日が久しぶりの出勤だったけど、5月25日営業再開で、営業再開してから1週間経っていたけれども、とりあえず来店は購買意欲高い人ばっかり。

 

モール全体の入館数、自店の入客数はもちろん少ないけれど「何となく」でのご来店は少ない。

 

時期的に、夏物を新調したいという方は多いとは思っていたけどここまでフラッと見て帰る方が少ないのは意外。

 

ソーシャルディスタンスを気にする方も少ない。

 

一応会社としては「お声かけ(接客)を控えさせて頂きます」のPOP案内や、2メートル離れての接客をマニュアルに取り入れてはいたけど、気にされる方ほとんどいらっしゃらない。

 

※2メートル離れて服の接客ってどんなやねんって内心思ってた。笑

 

まだ再開後1日しか出勤してないし、いろんな方がいらっしゃるのでもちろん一括りにはできないし、些細な事でもクレームに繋がる可能性があるから緩んではいけないんだけど、その1日で感じた事は

【コミュニケーションも含めたお買い物がしたい】

 

という方が多かったかなーー。っていう印象。

 

ところがどっこい、作業がめちゃくちゃ多くてですね!!この日はスタッフ全員接客より作業へのウェイトが重い日だったんす。

 

無視するわけじゃないけど、軽いお声がけをしてご自身で回遊していただく。的な。

 

まったく接客しなかった訳ではなくて、何組か試着室で接客、提案もしたけど、こっちの提案や解説に耳を傾けてくれる方が多かったし、ご覧になってなかった商品を私の提案で買ってくださる方もいた。

 

あーーーー。接客したら売れる空気だって感じなのに莫大な作業。

 

お客様に申訳ないなと思いつつ作業。

 

声をかけてほしそうな、一緒に選んでほしい、サイズ見てほしいってお客様がいっぱい。

 

そしてやっぱり思う。

 

【服屋の店員話しかけてくんのウザい説】はやはり嘘だと。

 

嘘と言えば語弊があるけど、これは実はユーザーの本音ではない。

 

と私は思っている。

 

アパレルの接客の仕事を始めた時にほとんどの人が躓くのが

 

自分が声をかけられたくないから、接客に行けない

 

これ。大体これ。これ越えられないと辞める。

 

私は始めた時に、今でも尊敬しているその時の上司に

「お客さんが一番されたくないことは無視やで」

って教わったことがあって、今でもそれはずっとそうだろうと信じている。

 

これこそがユーザーの本音。と私は思っている。

 

声をかけられたくない勢からは

 

「いや、放っといてくれていいし。用あったらこっちから呼ぶし」

 

だと思うんだけど、無視っていうのは存在自体をスルーすること。

 

一通り見るまではそっとしておいてほしい自分に気づいてほしいのであって、存在自体を無視されたいわけじゃない。

 

自分の存在は受け入れてもらい、距離を保ちながらどう思ってるのかを察してほしい。

 

もっと簡単にいうと

 

踏み込んではほしくないけど気にはかけてほしい

 

 

・・・・ひねくれ系かまってちゃん&察してちゃんやないか!!!!

 

これってアパレル接客がどうこうじゃなくて、人間みんなそうだなって所に行きつく。

 

みんなそう。

 

自分がしてる事、言ってる事、考えてる事、知ってほしいし、なんなら共感もしてほしい。

 

でもズカズカズカズカ踏み込んで欲しくないし、親切心だとしても一方的な情報はいらない。

 

私もそう。

 

だから、接客のテクニックって言うよりも対人関係全般に言えることだなーって最近思う。

 

承認欲求はないし、きちんと「YES」「NO」と自分の意見はハッキリ言えるし、自分で決めるし「察しては私はしない!!」って人もいると思うけど、さぁどうかな?かまってちゃん&察してちゃん要素ゼロだと言えるだろうか。。はてさて。。

 

いるでしょうけどね、そんな人も。

 

でもまぁ、今回のコロナで「接客が苦手」って方は今まで以上にネットで買うようになって、店頭には「スタッフとのコミュニケーションも楽しみたい」って方が増えるのかなーー??なんて思いましたねー。

 

通販で返品できるの当たり前になってきてるから、サイズ両方買って合わなかった方返すとかもできるし。

 

(店頭側としては返品できるの当たり前のスタンスでお買い物されるのは少し戸惑うところがあるので、これはいろいろ擦り合わしていかなあかん問題)

 

接客されたい人はお店に、されたくない人はネットで。その方が接客する側もされる側も、双方ストレス減っていいかもねー

 

私は接客されたくない人の概念ひっくり返したい願望あるけどね!!

 

自分最初めっちゃ無視してたやーーーん!!みたいな。笑笑