マリココログ

猜疑心と信頼の間で生きてます。申し訳ございませんが、あなたの為になる記事は恐らくありません。心のこと、音楽、ファッション、アート、旅、アニメ、映画、本、記録&アウトプット雑記ブログ

「センスを磨く」という言葉があるように、センスというのは訓練で身についていく。という話。

※今回の記事に出てくる「センス」という言葉は定義が曖昧なので、

本来はそこを明確してから本題に入る方が望ましいですが、思考の備忘録としてガーーーッと書き出したいのでそこは目をつぶってください。

 


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ニャンキュウとわたし

 

 

先日、知り合いのファッションデザイナーさんと話した内容。

日頃から考えてたことで、話題に出してこのテーマで会話したことで、自分の中で考えが深まった気がするので綴ります。

 

タイトルの通り、「センスって訓練だよね」って話。

 

私はファッション関係の仕事をしていることや、10代の頃からファッションに関心があったのもあってか

「おしゃれ」「センスがいい」「着こなしがうまい」といった風に褒め言葉をいただけることがちょこちょこあって、それは心の底から嬉しいし、ありがたい事なのですが、同時にこんな事を思ってしまうこともあるのです。

 

それは

「生まれつきのものではありませんよ。身に付けたんですわ」ってこと。

 

褒められることが嫌なわけではないし(むしろいっぱいください😊🙏笑)

言ってくれた人に

「どういう意味合いで言ってますか?」

なんて、聞かないし聞こうとも思わないけど、もし

「センス良くて羨ましいです。わたしはセンス無くて~」って感じで

センスというのは生まれつきで、後天的に得られるものではない。

という意味合いで使ってるなら

 

それは違いますよ!!

 

と、思うのです。

(現時点では、センスという言葉をファッションセンスという意味で使用してます。)

 

もちろん、生まれつきの感受性の強さ、センサーの鋭さゆえに、人より1ミリ単位の違いが明確に分かる、

常人には分からない色彩感覚やバランス感覚を持っている。

脳の機能の違い。

なんかはあるでしょうが、これを持ち合わせていないとファッションセンスが良い人になれないかって言われたら違うと私は思うんです。

 

誰もが、と言い切ることはできませんが、後天的に身に付ける事が出来るものだと考えてます。

 

現に

『センスを磨く』『感性を豊かにする』とかって表現があるし。

 

逆に、上記に上げたような先天的なセンサーの持ち主であっても、ファッションセンスは壊滅的ってことはあると思うんです。(言い方悪くてゴメンサイ)

 

これをデザイナー夫婦に話すと、お二人口を揃えて

 

「そりゃそうやろ!!」って

 

「最初からセンスいい奴なんかおるかいな!」って

 

で、で、ですよねーーーーーっ!!!

てなって盛り上がりました。

 

アパレルでも、経験者はともかく、若手の未経験の新人さんなんか最初大体ダサいから。笑

おしゃれに興味があってこの業界に入りました!!って意気込みは伝わってきても、合わせ方トンチンカンで着こなし力はイマイチだったりするし。⟵言い方🤣(伸びしろを感じる場合、それがかわいかったりする)

 

でも、だんだんこなれていくんですよねー✨

 

↑本人に、ファッションにおいて客観性は全てではないが、大切な要素だという素直さ、向上心、好奇心があればだけど。これに関してはまたいずれ。

 

いろんな要因があるけど、シンプルにいうと

 

知識、情報、体験及び経験が増える。ってのが大きい。

 

「センスがなくてー」ってのは、単に この要素が少ないだけって場合が結構あるのではと。

 

自分が好きなモノが分からない

自分に何が似合うか分からない

 

のも、単に

 

世の中にはどんな種類の服があってとか、

どんなデザインがあってとか

どう見せるのがいいのかとか

実際着たらどうなるか

 

ってことを知る機会や体験した回数が少ない。

ってことも大きいと思うんですよね。

 

アパレル従事者じゃないのに、それらの回数増やせるかよ!!!ってなるかもだけど、

今回はそこじゃなくて

「センスは後天的に磨くことができる」という話。

 

しかし!

得た情報と情報を結びつける。というセンスもいるので、それが欠けてる場合はそこを鍛えることからになるが。笑笑

(脳の特性によっては、どうしても無理だ!情報を結びつける抽象的な思考ができない!もあるかもしれないけど、これもある程度鍛えていけるものでもあるのでは?と思ってます。)

 

そしてこんな事を思っておきながら

私自身、自分の専門分野じゃないことで秀でてる人に対して

「生まれ持ったもの」という意味合いで、「センス良いですね」を使ってること、使ってしまったこと、たくさんあるだろうなと思ったのです。

※ここからは「センス」という言葉をファッションセンスに限定せず使います。

 

仮に天性のものがあったとしても、その分野で秀でてる人というのは、

そこに労力だったり時間だったりお金だったり、もろもろのエネルギーを費やしてきて、失敗もして、取得したものなんだって思ったら

 

「センスいいですね。わたしなんて~」

みたいな意味合いで使うのは場合によっちゃ失礼だよなと。

 

謙遜のつもりのボキャ貧による自虐は失礼になりうる。

ので、表現方法、言葉のボキャブラリーは増やしたいなぁ。

と、自戒を込めてこの記事を書きました✍️

 

ちなみに、わたしファッションセンスは良くても(自分で言う。笑)

料理の盛り付けのセンス、壊滅的です😂

ビュッフェではまぁ~ひどいです🤣🤣🤣

 

これも単に

お皿の余白がどれくらいなら美しいかとか、

この野菜はこう切ったら見栄えがいいか

とか、

の定石を知らないし、料理を美しく盛って人に提供する。

という経験もほぼないから

といのうは大いにあるんじゃないかと。

 

 

前提知識がないから目的に合わせてアレンジもできないっていう。笑

 

そもそも自分で作って1人で食べる料理を綺麗に盛るってことに、関心もあまりないので、お店で綺麗に盛られたものを「綺麗😍」とは思うけど、「なぜ綺麗に見えるのか?」まで観察しない。

 

(↑書いてて思ったけど、関心があるかないかは、当たり前だけど外せませんね。)

 

くどいようだけど、これも元々の素質もあるだろうし、料理業界の人間じゃないけどセンスいい!って人もいるとは思います。

 

でも、磨いて身につけたって人もたくさんいてるだろうし、料理の世界にいる人はここに費やしてる時間やエネルギーの量が段違いで、たくさん量を見て観察してトライして修正して積み重ねてきてはるんだろうな。と。

 

どの分野にしろ、その業界に入る前から「光る物がある✨」って言われて元々の才能がある場合でも、訓練を積んでそれを開花させてきてるんだろうなと。

 

ガチの天才もいるとは思うけど。

 

かといって、

ファッションセンスが良くなりたかったらアパレル店員やデザイナー並みに服を触れ!って話ではないです。

 

人それぞれ自分の分野があるし、探求したいことの興味の対象もそれぞれだし、全ての事に深く深く足ツッコんでたら人生何回あっても足りませんので。

 

なので、自分の専門分野外のことを研究!探求!って熱量じゃなく、

日常生活にちょっと役立てたいって感じなら

まずはその道のスペシャリストに教わるってのがいいんでしょうね。

 

教わったとしても、インプットしたものを実行、アウトプットして落とし込まないと自分のものにはならないけれど、押さえるポイントを把握できるってのは大きいですよね。

 

わたしもコーディネートの素人さんでも、『服選び、ファッションが楽しくなっちゃう!』みたいなの提供したいけど、

『自分の持ってる数値化できない、感覚的なものを改めて言語化して、目の前の人に合わせてアレンジする』

ってのはセンスがいるだろうな。

 

そしてそれをビジネスにするにもセンスがいるだろうな。笑笑

 

それらのセンス、先天的なものは私は残念ながら持ち合わせてないので、これまた訓練訓練なんだろうな~💪

 

ここまで持論を展開しておきながら、

どんだけ訓練しても、残念ながら向いてない という場合もあると思う自分もいる。

 

(↑それを言っちゃーおしまいよ😂)

 

しかし!ファッションセンスに関しては、私を頼ってくれた人には、

磨いていって自分のものにしてくれ!って思うので、私自身も「伝えるセンス」を磨こうと思います✨

 

↑そう思ってる割になげぇーんだよ!文章が!いちいち!🤣

 

センスって言いすぎて ゲシュタルト崩壊起こしそう。笑笑

 

ここに来て

 

センスとは一体・・・!?

 

 

その辺の考察はまたじっくりしてみます🙌